他では教えてくれない!福祉車両の料金のヒミツ
一般的に福祉車両の貸切料金は同規模のバスよりも割高になり、高速道路などの通行料金も特殊車両扱いとなるため、通常よりも全体的に料金が高額になります。
その理由としては車両にあります。
リフトやスロープの付いた福祉車両はその多くが特注品であり、既存のバスをメーカーで改造・または注文時に福祉仕様で製造することになります。そのため、通常のバスよりも製造工程が特殊であり、複雑化していきます。
そのため、バス本体の価格が上がり、結果貸切をするのにも高額になるというわけです。
また、リフトやスロープを搭載することによりバスの重量が重くなり、高速道路などでは特殊車両扱いとなり、料金も割増となります。
これらの理由から、福祉車両を貸切して旅行などに行く場合、福祉車両を選ぶとどうしても費用は高くなってしまいます。
では通常のバスと福祉バス、どちらを選べばいいのか?
車椅子の利用者さんが少ない・自力もしくは補助を受けて乗車ができる場合ならば、通常の貸切バスを利用したほうがよいといえるでしょう。
逆に車椅子から座席への移動が難しい・自力もしくは補助を受けてでも歩行が難しい、またはできない方が多い場合は、リフトやスロープを搭載した福祉車両をご利用されたほうが、介助者の方の負担も少なく、乗車時・降車時がスムーズになるといえます。
利用者の詳細や予算面、目的地までの距離などを考えてバスを選ぶのがよいでしょう。
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